理容師を目指したきっかけ
バーバーなび:こんにちは、本日はよろしくお願いします。まずは下地さんが理容師を目指すことになったきっかけを教えてください。
下地氏:よろしくお願いします。理容師を志した理由は、実家が理容室だったため…と言いたいところですが、実は少し異なります。幼い頃から、小さな島である宮古島を出て東京に行きたいという想いを抱いていて、その手段のひとつとして理容師という職業を選びました。
バーバーなび:もともとは「東京に行く」という夢が先にあったのですね。
下地氏:そうですね。親には「いつか店を継ぐ」と伝えて上京しましたが、それはあくまで説得のための言葉であり、本心では東京で新しい挑戦をしたいという気持ちが強かったというのが正直なところです。このお店を立ち上げる際に、上京時に交わした約束を思い出し、実家に戻って物理的に店を継ぐことは叶いませんでしたが、店名を引き継ぐことで、父の想いを受け継ぐことができるのではないかと考えました。その想いを込め、父の店「大幸館」の名から「TAIKOKAN」という名前をつけました。26年越しに、父との約束を果たすことができたと感じています。
バーバーなび:実家に戻る選択ではなく、別の形で「継ぐ」道を選ばれたのですね。