理容師を目指したきっかけ
バーバーなび:こんにちは、本日はよろしくお願いします。まず瀧坪さんが理容師を目指すことになったきっかけを教えてください。
瀧坪氏:よろしくお願いします。実家が理容業を営んでいたので、理容が身近にある環境の中で育ちました。幼い頃から理容師の姿を見ていて、なんとなく「自分もそうなるんだろうな」という感覚がありましたが、高校時代は別の道を考えたこともありました。それこそ寿司職人に憧れた時期があったんです。寿司はシャリとネタで人を感動させる仕事というところに魅力があると感じ、「これってすごいことだな」と思ったんですよね。それでも最終的には理容の道を選び、成り行きと言えば成り行きかもしれませんが、兄が高校卒業後に理容の専門学校に進学し、修行している姿を見て自分も自然と「この道だな」と思えたのが大きかったと思います。
バーバーなび:寿司職人の道も選択肢にある中で理容の道を選択されたのですね。
瀧坪氏:理容を目指すようになってからは、死ぬほど嫌って思ったこともないし仕事はきつく大変でしたが、理容師自体を辞めようと思ったことはなかったです。若い頃は、友達と遊べない、土日休みじゃないということが嫌だなと思うこともありましたし、世の中のイベントごとは大体土日にあるじゃないですか。それが自分には無縁なんだな、とちょっと悔しい気持ちになったことはありましたね。
特にこれだ!という趣味があったわけでもなかったので、仕事として考えた時に、技術を身につけながら人と接することができるこの仕事は自分に合っていると感じましたし、体さえ健康であれば、長く続けられる仕事でもあります。今、この年齢になってみて改めて思うのは、本当に良い仕事だということですね。技術を覚えるまでの壁を乗り越えれば、やりがいのある素晴らしい職業だと思っています。コロナで世間がパンデミック状態になった時でも生き抜いていくことができる強い職種だと感じたので、選択してよかったなと思いましたね。