理容業界への思い
バーバーなび:理容業界全体に対してどのような思いや考えをお持ちですか?
山口氏:美容と理容を比較すると、美容の方が表に出ている印象があると思います。実際、私も理容師を目指していた頃、友人から「美容師を目指しているんだっけ?」と言われたこともありました。今では理容が取り上げられる機会も増えてきましたが、当時は理容=ダサい、おじさんたちがバーバーポールを回して営んでいるイメージが強く、お客様もおじさんばかりのイメージ。私はそこをまず変えたいと思いました。当時は理容と美容を区別できなかった友人も、今では私がこうしたスタイルの理容室をやっていることで理解してくれるようになりました。ただ、世間のイメージはまだまだ変わっていないと思うので、もっとかっこよく流行りのスタイルが作れる理容室もあるというイメージを広げていきたいです。美容師と大差はないですし、むしろひげを整えることができるというプラスアルファもあるという点で理容の価値をもっと伝えていきたいと思っています。
バーバーなび:業界のイメージについてお考えなんですね。今後取り組んでいきたいことはありますか?
山口氏:一番は、身近にいる人たちの理容師へのイメージを変えて、この職業が認められるようにしていきたいですね。理容師一人一人がそういった認識を持ち、周りの人から「なんとなくバーバーっていいな」と思ってもらえる輪が広がれば、少しずつ世間からの理容に対する認知が広がっていくと思います。
こういった取材も、世間に理容を認知してもらうきっかけになると思いますし、自社でYouTubeを撮影したりしているので、そういった方法でもできるだけ多くの人に見てもらいたいと思っています。今後は個人のアカウントを使って、そういった発信ができたらいいなとも考えていますし、もっと大きな媒体で理容が取り上げられるようになればいいなとも思っています。