理容師を目指したきっかけ
バーバーなび:こんにちは。本日はよろしくお願いいたします。まずは、丸田さんが理容師を目指すようになったきっかけを教えていただけますか。
丸田氏:よろしくお願いいたします。中高生の頃、私の実家は理容業ではなかったのですが、地元で仲間が集まる「たまり場」のような場所でした。いつも誰かがいるような、自分の家がそんな空間で、将来「この仲間たちとずっとわちゃわちゃやっていたいな」という気持ちが元々ありました。
バーバーなび:お仲間との関係性が原点だったのですね。そういった気持ちから理容師の道に進む際に何かきっかけがあったのでしょうか?
丸田氏:大人になってもそういった関係性でいられるにはどうしたらいいかと考えた時、人が集まれる場所を持つことだろうと。居酒屋やレストランをやって人が来てくれるのもいいなと思いましたし、あるいはバーバーで友人やその子供を連れて訪ねてきてくれるような、何か「場所」を提供できることが自分のやりたいことだと気づいたんです。その中で、理容師をやってみようと思ってこの仕事を選びました。
バーバーなび:そうだったのですね。上京することも視野にあったのですか?
丸田氏:最初は東京で勉強して、地元に帰ろうと思っていました。もちろん、地元の仲間とわちゃわちゃするのが目的でしたからね。ただ、学校にいるうちに現実に気づくわけです。「理容師免許を取るだけでは、まだスタートラインに立ったばかり、まだ何もできないでしょ」と。それで帰ってしまっては意味がないと思い、どうせやるなら、一流の理容師になって帰った方がいいという結論に至りまして。
バーバーなび:独立する前の修行先はいくつか経験されたのですか?
丸田氏:はい、2店舗で修行をしてきました。最初の師匠のサロンで6年間修行し、その後、独立するか、もう1店舗行くか、海外留学するか、いくつか選択肢がありました。その中で、たまたま2店舗目の師匠と出会う機会があり、「1店舗だけでは分からないこともあるだろうし、技術のこと以外に経営のことも学びながら3年ぐらい頑張ってみないか」というお話をいただきました。
バーバーなび:その出会いから、2店舗目で修行されることになったのですね。
丸田氏:はい、3年という予定がなぜかそこで17年お世話になることになりましたね。そして、2019年にこのお店を出す形になりました。