理容師を目指したきっかけ
バーバーなび:こんにちは、本日はよろしくお願いします。まずは山﨑さんが理容師を目指すことになったきっかけを教えてください。
山﨑氏:よろしくお願いします。はじめはトリマーの業界に進みたいと考えていましたが、当時は現在のようにトリマー業界が発展しておらず、「人を相手にカットする業界の方が良いのでは」と言われたことがありました。また、私の周囲には美容師として働く方が多い環境だったのですが、皆手先がとても器用で、自分には難しいかもしれないと感じていました。そのため、あまり知識のなかった理容師の道へ進んでみようと考えました。何も知らなかったからこそ、かえって飛び込むことができたのだと思います。
美容と理容は異なるものであるという認識があったので、理容の道に縁がなかった当時の自分にとって、「床屋」という選択はむしろ魅力的に映りました。あまり注目されていない業界ではありますが、そこに独特の魅力を感じていたのだと思います。また、父が通っていた理容室では、奥様もサロンに立たれていて、雰囲気の良さが印象に残っていて、理容業界に対して良いイメージを持っていたことも理由の一つだったように思います。
バーバーなび:知らない業界だからこそ飛び込めたというのが、大きなきっかけだったのですね。
山﨑氏:はい。事務の仕事は自分には向いていないと感じており、そこは早い段階で選択肢から外していました。一方で、はさみを使う仕事には以前から興味があり、いつも頭の片隅にその選択肢が残っていたように思います。