理容師を目指したきっかけ
バーバーなび:こんにちは、本日はよろしくお願いします。まずは岩波さんが理容師を目指すことになったきっかけを教えてください。
岩波氏:よろしくお願いします。もともとは福祉・介護分野の大学に通っておりました。介護に携わるうえでシャンプーの技術が必要だと感じ、アルバイト先に床屋を選んだことが始まりでした。そこで見習いとしてシャンプーや雑務を手伝う中で、女性のお客様がシェービングを希望されて来店されることを知り、非常に驚いたのを覚えています。その経験から、「せっかくなら資格を取ってみよう」と考え、理容の専門学校に通うことを決意しました。
バーバーなび:大学では異なる分野にいらっしゃったなかで、シャンプーをきっかけに理容の道へ進まれたのですね。
岩波氏:はい。大学に在学しながら、通信制の専門学校にも通い、ダブルスクールという形で資格を取得しました。卒業後は、レディースシェービングに特化したサロンに就職し、あわせてエステ技術についても学ぶ機会がありました。4年間勤務したのち、結婚を機に一度退職し、次に勤務したのは美容皮膚科のクリニックです。もともと皮膚学への関心がありましたし、私自身アトピー性皮膚炎があるため、同じような肌の悩みを持つ方でも安心してシェービングを受けられるよう、より専門的な知識を深めたいと考えていました。クリニックでは、皮膚科医の先生から「洗顔以外にも大切な知識を伝えてほしい」との依頼を受け、看護師の方々に対して、クレンジングの手順やマッサージの技術、シェービングによる効果などを伝える立場を担いました。多くの患者様の声に触れるなかで、「肌に悩みを抱える方がどのような想いで施術を受けようとしているか」に気づかされ、こうした経験を活かして、自らのサロンをつくりたいという思いが芽生えました。肌の悩みを抱えてクリニックを訪れる方がいるように、理容サロンにもまた、同じような気持ちで来店される方がいらっしゃるのではないかと感じています。