理容業界への思い
バーバーなび:理容業界全体に対してどのような思いや考えをお持ちですか?
中戸川氏:理容業界は横のつながりが強いため、知人がコンテストで活躍している姿や、SNSの普及で盛り上がっている場面を見て、陰ながら応援している部分がありますし、それを見てかっこいい理容師を目指してくれる方が増えることは、成り手の少ない理容業界にとっていい傾向だと思っています。ただ、私自身は今の環境を大切にしていますので、自分自身の理容師としてのスタイルを表現をして、これからも変わらずやっていきたいと思っています。
バーバーなび:ありがとうございます。最近では新しいアメリカンスタイルのバーバーが増えてきましたが、それに対してのお考えがあれば教えていただけますか。
中戸川氏:おしゃれなスタイルの理容室が増え、若い世代に理容の認知が広まってくれていることはとてもいい傾向だと思います。ただ、美容室でもバーバースタイルがあるなど、混合している部分もあります。特に海外から来た人が混乱してしまうこともありますし、実際うちにも海外からのお客様が「あそこのサロンはバーバーだと思って来店したら美容室で、顔剃りができなかったんだ」と困っている方もおりました。それも時代と共に現状としてあります。その時はうちで顔剃りだけして帰られましたが、いい傾向である半分、わかりづらくなっている部分でもありますね。
バーバーなび:確かに理容のおしゃれなスタイルを取り入れたいと思われる美容室が、増えてきてしまっているのかもしれないですね。
中戸川氏:都内でも本当に理容室のようなスタイルを取り入れている美容室は多いです。新しい人たちがどんどん出てきて、理容が注目されることは嬉しいことですが、美容と理容の線引きは重要なことろだと思います。